「君たちはどう生きるか」ネタバレあり感想…………というかメモ。
大した話ではないです。(アイキャッチでどこまで本記事本文が出て来るのか謎です、ネタバレあり記事ではつらいところですね……)
観た後に色々あって感想の大半が吹っ飛んでしまった。
- 最終パート以外は戦時下の日本であるはずなのに、主人公たちを覆うのは一貫して戦争ではない状況、スルメみたいに噛みしめている。
- 戦争という地獄に落ちていないし、敗戦という地獄にも落ちなそうな印象。これはこれで興味深い。
- 宮崎駿は老いたというより死を意識し始めたのかもなと改めて思った。途中でまさかの輪廻転生観来たか?みたいな……
- 「あれがお父様の工場よ」と指さされてもその光景がアニメーションに映し出されない、主人公の見たくないものだったのかもしれない。
- 「実は宮崎さんにはこの時代に焼きついた記憶がある。4歳半の時だ、宇都宮は米軍の大空襲を受け火の海と化した。一家は一旦東武鉄道のガード下に避難、そこに叔父がミニトラックで迎えに来た。母と弟が助手席に、父と兄と自分は荷台に乗り、火の粉を避ける為布団を被って出発しようとした。その時女の子を抱いた女性が「乗せてください」と叫んで駆け寄ってきた。だがそれを無視して車は走り去った。父親の飛行機工場があった鹿沼市へ。その時、自分は「乗せてあげて」と言えなかった。それが後々まで引っかかった」「「もののけ姫」はこうして生まれた。」
- 宮崎駿の描いた「戦時下の日本」の彩度があまりに高くて、ふ~~~~んなんだ……宮崎駿も(再度高めの戦時下日本を描こうと)やればできんじゃん……と興奮してしまった。
- ところどころパースを無視している?
- いややはり「戦時下で繰り広げられる戦争ではない地獄、あるいは天国」概念エモいな……。
- 冒頭から「大脱走」の超参考になる~~~~~!!!と思って観ていたら、途中からインコのパレードになって「おお……お?」となった。最後は謎感動だった。
- 最後「宮﨑 駿」クレジットだったか?
- 起承承承承承承結っぽさがあった
後々加筆する(かもしれません)